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明治150年企画展  「美の新風 ~奈良と洋画~」 (奈良県立美術館) めいじ150ねんきかくてん 「びのしんぷう ~ならとようが~」

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【奈良県立美術館 】のページから今後の行事をお探しください。
  • 奈良公園の藤   山下新太郎  昭和17年(1942)  奈良県立美術館蔵  

 「洋画」とは、日本古来の画材や技法を用いた「日本画」に対し、ヨーロッパで生まれた油彩画や水彩画などを指し、明治時代以降、本格的に日本に定着した絵画の一分野です。
 この新しい文化が奈良にもたらされたのは、穏やかな気候と豊かな自然にひかれ、洋画家たちが奈良を訪れるようになる明治時代も後半のことです。以降、この地に移り住んだ画家たちによって画塾や展覧会が開かれるようになり、一方では、学校での美術教育を通じて国内外で活躍する画家も輩出されるなど、洋画は徐々に奈良の地に根づいてゆきました。
 この展覧会では、本年が明治時代の始まりから150年を迎えるのを記念して、この時代に大きな動向を見せた「洋画」の奈良での展開が紹介されます。
 奈良ゆかりの作家たちによる作品や、奈良を描いた洋画の名品は、古都に吹いた美の新風を感じさせます。

開催情報

開催名 明治150年企画展  「美の新風 ~奈良と洋画~」
開催期間 2018年7月21日(土) ~ 2018年9月17日(月・祝)

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開催場所 奈良県立美術館
お問合わせ先 0742-23-3968 (奈良県立美術館)
料金 一般 400円
【同時開催・ギャラリー展示 県文化資源活用課による展示】
「明治150年記念写真パネル 近代の奈良」

各展覧会の会期中には、ミュージアムコンサートを開催します。
   〇上記以外は作品入れ替えのため休館日となっています。
   〇企画展につきましては、ご希望により、ボランティアによる作品解説を行います。

見どころ


  • 「奈良」 石井栢亭 明治29年(1909)奈良県立美術館所蔵


  • 「春日野 鹿」 杉本健吉 明治29年(1954) 奈良県立美術館所蔵


  • 「校倉 (甲)」 須田国太郎 明治18年(1943) 京都近代美術館所蔵