柳生宗矩

やぎゅうむねのり

生没年 : 1571~1646

新陰流剣法の剣術家。柳生石舟斎宗厳を父とする。文禄3(1594)年、24歳で徳川家康に仕える。関ヶ原の戦いの際、家康に従い挙兵、その功績が認められ、1000石の領地を授かった。その後もしばしば領地を授かり、1万2500石を所有するに至った。また、宗矩は父から受け継いだ新陰流の剣法に秀でていたことから徳川秀忠徳川家光の剣術指南を行った。柳生十兵衛三厳は長男。