安康天皇

あんこうてんのう

生没年 : 不詳

伝承によれば大和時代(在位5世紀中頃)の第20代天皇。允恭天皇を父とする。記紀では允恭天皇の皇太子である木梨軽皇子が同母妹である軽大郎皇女と通じたため、群臣に離反され、安康に殺されたとも、流されたとも伝えられる。「宋書」倭国伝にみえる倭の五王の一人、興であると考えられている。