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About
「山の辺の道」は、奈良の中心を貫く、日本最古の道。
その旅路は、自然、歴史、信仰と文化を結びます。
奈良「山の辺」
- 時を越える道
“日本最古の道”と言われる「山の辺の道」は、奈良の中心部に位置する古道。自然、歴史、信仰、文化など日本の長い歴史を辿ることができます。「山の辺の道」周辺には、豊かな自然、神社仏閣、歴史的建造物、食文化など、様々な顔を見せてくれます。
道中に点在する聖地の中でも一際存在感を放つ大神神社は、日本最古の神社の一つ。自然と調和した境内は、静寂の中の荘厳さを感じる特別な場所です。
しかし「山の辺の道」は過去のものというわけではありません。奈良の活気あるコミュニティと文化を堪能できる旅路でもあります。柿を使ったお菓子、地元で醸造された日本酒などの地域名産品などが味わえる、家族経営の店や飲食店で地域は賑わっています。周辺の畑や山から採れた食材を使った「地産地消」を体現しており、人々の温かなもてなしを感じながら、地元の味を堪能できます。
「山の辺の道」は、傾斜も緩やかな整備された道で、あらゆる年齢や体力レベルの方が楽しめるトレッキングルートです。ルート全体を通して歩くもよし、一部を選んで歩くもよし、広がる田園を自転車で走ったり、霧に包まれた森を歩いたり、様々な嗜み方があります。四季折々の変化もまたこの道の魅力。古代から日本人を魅了してきた春の桜、夏の青々しい山、秋の鮮やかな紅葉、荘厳さを引き立てる冬の静寂さが、一年を通して美しい風景を織りなしています。
「山の辺の道」歴史
千年以上の歴史を持つ奈良「山の辺の道」。歴史の登場人物たちが歩んだ足跡をたどることができます。石畳の道が続く田園や村々、森林の景色は、日本の原風景そのものを今に伝えています。