記紀によれば、不老不死の霊果を求めて垂仁天皇は田道間守を常世の国から派遣し、田道間守はその国からトキジクノカグノコノミを持って帰朝するが、その時すでに天皇はなくなっていたという伝説がある。この常世伝説は、シナ神仙思想の影響によるもの。