藤原忠通

ふじわらのただみち

生没年 : 1097~1164

平安末期の公卿・政治家(摂政・関白)。1115年に内大臣、1121年に白河法王の怒にふれた父の代わりに関白となる。忠実が政界に戻ると弟頼長内覧となり対立を深めることになる。氏長者の地位をめぐり父や弟頼長と不和になり、1156年保元の乱を起こし頼長を倒した。1158年、嫡子基実に職を譲った後、法性寺に隠退した。