敏達天皇

びたつてんのう

生没年 : 538~585

大和時代(在位572~585)の第30代天皇。欽明天皇を父とする。はじめ、息長真手王の女広姫を皇后とするがその死後額田部皇女(推古天皇)を皇后とした。治世中は任那の復興に注力したが成功はしなかった。また、仏教が伝わってきた時期にもあたり受容をめぐり、蘇我物部両氏の対立が激化した時代にもあたる。