徳川家綱

とくがわいえつな

生没年 : 1641~1680

江戸幕府4代将軍(在職1651~1680)。3代将軍徳川家光の長男で童名を竹千代という。由比正雪の慶安事件直後の1651年、幼少にして将軍となったため、松平信綱・阿部忠秋ら旧臣が補佐した。これによって老中政治が確立され、江戸幕府の実質が完成した。治世中は文治政治への転換を図り、そのことにより、学問も盛んとなった。 寛文4(1664)年、大神神社拝殿を再建した。