生没年 : 1907~1978
昭和期の小説家。17歳で上京し、印刷製本業「三誠社」を創立し経営にあたった。しかし、昭和初期の不景気の影響を受けて、昭和6(1531)年会社を人手に渡すことになる。昭和8(1933)年雑誌『大衆倶楽部』を創刊、その編集にあたる。昭和13(1936)年にはサンデー毎日大衆文芸賞に入選。長谷川伸の新鷹会に加わった。戦時中は陸海軍の報道班員を務め、中国、マレーなど南方戦線に赴いた。その際、『海底戦記』『御楯』などを発表した。敗戦後公職を追放されたが、昭和25(1950)年から連載を始めた『徳川家康』が好評を博し、長谷川伸賞を受賞。主として時代小説作家として活躍。『八幡船』『大岡政談』『坂本龍馬』『新太平記』や『織田信長』『豊臣秀吉』『伊達政宗』などの時代長篇などがある。