重源

ちょうげん

生没年 : 1121~1206

平安末期・鎌倉初期の僧。治承4(1180)年、平重衡の南都焼き討ちにより、東大寺の主要な建物が焼失し、翌年、朝廷より東大寺復興の大勧進職に任ぜられる。その時、すでに61歳の高齢であったが、建永元(1206)年、86歳で死去するまでの25年間、東大寺再建に生涯を捧げた。