奈良大和路の世界遺産

吉野路エリアその他

旧街道・古道
大峯奥駈道 おおみねおくがけみち
世界遺産

修験道の祖、役行者が8世紀初めに開いたとされる、修験者の修行の道。吉野山から熊野まで山上ヶ岳、弥山、八経ヶ岳など2千メートル近い山々の尾根が連なる修験道の根本道場と言われ、紀伊山地の中で最も奥深い山路である。この道では古来より奥駈といわれる修行が行われている。幾日もの間、早朝より深夜まで谷を渡り、崖を攀じのぼり、歩き続ける修験道の中でも、もっとも厳しい修行として有名である。随所に行場が設けられているほか、「仏経嶽原始林」などの豊かな自然も遺されている。

見どころ

  • 関係市町村

    五條市(大塔町)、吉野町、川上村、黒滝村、天川村、上北山村、下北山村、十津川村