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博物館・資料館
奈良女子大学記念館 ならじょしだいがくきねんかん

奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)は、明治41年(1908年)3月に設置されました。奈良女子大学記念館は、明治41年(1908年)2月に着工、翌年10月に竣工し、奈良女子高等師範学校本館として、創設当初から一階は事務室、二階は講堂として利用されていました。
昭和24年(1949年)に国立奈良女子大学として生まれ変わった後も、この建物は大学本部と講堂として使用されていましたが、昭和55年(1980年)に本部管理棟が、昭和58年(1983年)に講堂が、別に新築されたため、平成2年(1990年)に「記念館」と名称を改め、保存することとなりました。

平成6年(1994年)2月26日から12月25日にかけて改修工事を行い、同年12月27日に守衛室(附 正門)とともに国の重要文化財に指定され、一階は展示室、二階は講堂として活用しています。

見どころ

  • 百年ピアノ

    百年ピアノ

    「百年ピアノ」は、本学の前身である奈良女子高等師範学校の創立当時(明治42(1909)年授業開始)に購入され、戦後永らく倉庫に眠っていたもので、平成15(2003)年に学内で発見されました。
     学外で4ヶ月を費やした修復を終え、平成17年11月14日に美しい姿に戻って本学記念館に展示されています。