神社・仏閣

奈良エリア | 奈良市
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神社
都祁水分神社 つげみくまりじんじゃ

大和国水分四社(都祁、宇太、吉野、葛城)の一つで、古来から大和川と木津川の分岐を司る水の神として崇敬されてきた。室町時代に建てられた総丹塗の本殿(重要文化財)は、一間社春日造、檜皮葺き。瑞垣がめぐり、正面に中門、その前に拝殿、能舞台、左右に直会殿、神興舎、宝物殿が配置されている。また、本殿前には鎌倉時代末期作といわれる1対の狛犬(重要文化財)がある。一般の狛犬より頭が小さくなっていることが大きな特徴となっている。神社北方にある「閼伽井」は、「山の辺の井」と称され、そばには萬葉集巻一「山邊の~」の歌が刻まれた古い灯籠が一基あり、伊勢斎宮の宿泊所(都介頓宮)として利用された名残を今に留めている。

見どころ

  • 本殿

    国指定重要文化財。創立年代こそ不詳ですが、延喜式神明帳をはじめ、文徳実録、三代実録などに名を連ねる由緒のある神社です。何度も造営を繰り返されており、現在の本殿は室町時代中期、明応8年(1499)に建造されたものと考えられています。造りは一間社春日造檜皮葺で、梁行2.6メートル、桁行3メートル、高さ6.8メートルの春日神社本殿の形式に似た雄健な建物です。

  • 棟礼

    国指定重要文化財。6枚の棟札が残されており、それぞれ 「享保七壬寅暦(1722)九月廿一日」 「元文四己未年(1739)九月十五日」 「宝暦九年己卯(1759)八月吉日」 「寛政十一歳未ノ(1799)九月吉日」 「天保十一庚子年(1840)九月十八日」 「慶應三丁とし(1867)九月十二日」 の年号があります。また、大工・檜皮屋などの名も記されており、江戸時代中期から末期にかけての当時の造営の様子をしのぶことができます。

この施設に関するお問い合わせは
0743-82-0097