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安養寺 あんようじ

正式名称は「法性山・専求院・安養寺」 (ほっしょうざん・せんぐういん・あんようじ)。行基開山とも伝わるが、浄土宗の寺院としては、寛永10年(1633)に創建されている。本尊は阿弥陀如来坐像(安土桃山時代)で、本尊とは別に、名匠快慶作の阿弥陀如来立像(国重要文化財)が客仏として安置されている。境内には、天文14年(1545)の銘を持つ地蔵石仏をはじめ、天文19年(1550)の銘を持つ阿弥陀石仏等、室町時代の石仏があり、初夏の頃には、境内の蓮の花が咲き、極楽浄土の様子を伝えている。快慶作阿弥陀如来立像は年に2回ほど特別御開帳しており、期間中は予約不要で拝観可能。また毎月25日に写経会を開催。詳細は安養寺HPにて。