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開館50周年記念 特別展「漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて」 (奈良県立美術館)
不染鉄(ふせん・てつ 1891~1976)は、明治24年(1891)東京・小石川で生まれました。父親は浄土宗の僧侶でしたが、やがて絵描きを志すようになり、日本画家の山田敬中や日本美術院に学びます。その後一時は伊豆大島で漁師のような生活を送りますが、大正7年(1918)に京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)へ進学すると、在学中に帝展で初入選を果たし、同校を首席で卒業して以降も、画家として確かな足跡を残しました。
しかし戦後は、奈良・正強高校(現・奈良大学附属高等学校)の校長として請われたのを機に同地に居住し、画壇とは距離を置きながら独自の道を歩みます。郷愁漂う村落風景にはじまり、悠然とたたずむ富士の眺望や神聖な古寺の景観、そして神秘に満ちた海の風景から幻想的な夜の情景へと、遍歴を重ね、深まりを見せるその画境には、過去の想い出とともに、静穏な日々の営みを慈しむ、不染の理想郷的世界が投影されています。
当館ではこれまで、「純情の画家 不染鉄展」(1996年)、「幻の画家 不染鉄」(2017年)と2度にわたり回顧展を開催し、その心に滲み入るような作品は、時代や世代を超え、人々に深い感動を呼び起こしました。開館50周年を記念する本展では、再度の開催を待ち望む皆様からの声を受け、初期から晩年までの代表作約120件を展示し、不染作品の魅力を改めて顕彰しようというものです。
<公式サイトより>
開催情報
開催名 | 開館50周年記念 特別展「漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて」 https://www.pref.nara.jp/11842.htm |
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開催期間 |
2024年1月13日(土) ~ 2024年3月10日(日) 9:00~17:00(入館は16:30まで) この行事・イベントは終了しました。
このページは過去に開催された行事情報を表示しています。
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開催場所 | 奈良県立美術館 |
お問合わせ先 | 0742-23-3968
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料金 | 一般=1,200(1,000)円、大・高生=1,000(800)円、中・小生=800(600)円 カッコ内は団体料金(20人以上) |
【会期中のイベント】 ◆講演会「伊藤若冲と不染鉄の筋目描き~天才画家の秘密にせまる」 講師:青木芳昭氏(京都芸術大学大学院教授) 日時:2月18日(日)14時~(13時30分開場・約90分) 場所:当館1Fレクチャールーム(60席・事前申込制) ◆美術講座「漂泊の画家 不染鉄」(仮題) 講師:松川綾子(当館指導学芸員) 日時:2月4日(日)14時~(13時30分開場・約90分) 場所:当館1Fレクチャールーム(60席・当日13時15分から整理券配布、先着順) ◆当館学芸員によるギャラリートーク 日時:1月20日、3月2日(いずれも土曜日)14時~ 展示室にて ※上記イベントへの参加には当日の観覧券が必要です。 ■ギャラリー展示(入場無料) 「きたまち2023ーきたまちといろとインカレ」 |
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【主 催】奈良県立美術館 |
開催施設の基本情報
施設名 | 美術館奈良県立美術館 |
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所在地 | 〒630-8213 奈良市登大路町10-6 |
URL | http://www.pref.nara.jp/11842.htm |
営業時間 | 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで) |
休日 | ・月曜日(祝日の場合は翌平日) ・年末年始と展示替え期間中 |
料金 | 拝観料(企画展) ※特別展は別途料金を定めています。 大人…400円 大学生・高校生…250円 中学生・小学生…150円 団体料金(20人以上) 大人…300円 大学生・高校生…200円 中学生・小学生…100円 次の方は無料でご観覧いただけます。 ・65歳以上の方 (特別展を除く) ・障がい者手帳(ミライロIDを含む)をお持ちの方と介助の方1人 ・教職員に引率された奈良県内の小・中・高校とこれに準ずる学校の 児童・生徒 (特別展を除く) ・毎週土曜日は奈良県内・県外を問わず、小・中・高校及びこれに 準ずる学校の児童・生徒 ( 〃 ) ・外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティア ガイドの方 |
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 奈良駅から 徒歩約5分 JR 奈良駅からバス「県庁前」下車すぐ |
駐車場 | 当館には専用駐車場がありませんので、 登大路自動車駐車場(奈良県庁 分庁舎東側)等、近辺の有料駐車場をご利用下さい。 |
詳細 | 車いす、ベビーカー、車いすの方用のトイレ、エレベーターがございます。 ご利用の方は入口でお申し出下さい。 |
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