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奈良エリア 奈良市

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コレクション展 新・古美術鑑賞 ―いにしえを想いて愛せる未来かな (奈良県立美術館)  

古美術の新しい見方を体験する展覧会
現代を生きるわたしたちにとって、江戸時代より前につくられた日本の古美術の大半は、自分の日常には溶け込まない、埃をかぶった過去の遺物のように思えるのではないでしょうか。 
しかし古くから日本では、絵画はうつろいゆく四季と共に、信仰、芸道、文芸、娯楽などの諸文化と交わりながら、特別な行事から日々の生活までさまざまな場面で鑑賞されたものでした。
現代のわたしたちも、カレンダーをめくって季節と共にイラストや写真を楽しみ、お気に入りのポストカードを部屋に貼り、推しのポスターを眺め、音楽をディスクジャケットや動画と共に楽しんでいます。これは、古美術を愛でた当時の人々の感覚と大きく変わらないと思われます。
本展は屏風・掛軸・扇面・浮世絵という日本文化の中で育まれた多様なかたちを持った古美術を、失われた過去の人々の鑑賞スタイルに想いを馳せながら「体験」してみようという試みです。
美術がなくても人は生きていけますが、美術は日々に彩りをもたらしてくれます。過去の人々の想いを載せた美術を鑑賞することは、現代を生きるわたしたち自身と向き合う時間になるでしょう。
難しい前知識は必要ありません。花を愛でるように、歌を口ずさむように、古美術をたのしんでみませんか。
(公式サイトより)

開催情報

開催名 コレクション展 新・古美術鑑賞 ―いにしえを想いて愛せる未来かな
https://www.pref.nara.jp/68486.htm
PDF 新・古美術鑑賞 ―いにしえを想いて愛せる未来かな チラシ
開催期間 2025年4月5日(土) ~ 2025年5月18日(日)
 9:00~17:00(入館は16:30まで)
開催場所 奈良県立美術館
お問合わせ先 0742-23-3968 (奈良県立美術館)
料金 一般:400(300)円、大学生:250(200)円 ※()内は20名以上の団体料金 ※ 小・中・高生及び18歳未満は無料
 
 関連イベント

ワークショップ「令和の屏風歌会」 
講師:榊原紘 氏(歌人)
日時 :
(1)4月19日(土)14:00~15:30 
 展覧会鑑賞ツアー・作歌レクチャー
(2)5月 3 日(土)14:00~16:00 
    歌会(短歌鑑賞会)
※(1)(2)でひとつのワークショップです。両日参加可能な方のみお申し込みください。
会場 : 1Fレクチャールーム・展示室
定員 : 15名(事前申込制・先着順)

美術講座「日本美術の鑑賞史 ―室町・安土桃山時代を中心に」
講師:村上かれん(奈良県立美術館学芸員)
日時:4月26日(土)
   14:00~15:00 (開場13:30)
会場:1Fレクチャールーム
定員:60名(当日先着順)

学芸員と巡る単眼鏡ツアー
日時:4月12日(土)・5月11日(日)    
各回約50分   (1)10:00~ (2)11:00~ (3)13:00~
定員:10名(開始30分前より整理券配布)

常設ワークショップ 扇絵コラージュ
扇型の枠の中にモチーフを貼り合わせて自分だけの扇絵を作ろう!!
会場:ショップ脇フリースペース無料エリア
※ 常設ワークショップのみ、当日の観覧券をお持ちでなくてもご参加いただけます。