イベント・体験
博物館・資料館
第74回 正倉院展 (奈良国立博物館)
だい74かい しょうそういんてん
正倉院宝物は、かつて東大寺の倉であった正倉院に伝来した品々で、およそ9000件を数えます。正倉院展は、これらの中から毎年60件前後が公開される展覧会で、今年で74回目を迎えます。正倉院宝物は、光明皇后が夫・聖武天皇ご遺愛の品などを東大寺の盧舎那仏に献納したことに始まります。
今年はそうした聖武天皇・光明皇后ゆかりの宝物から、漆背金銀平脱八角鏡(黒漆地に金銀飾りの鏡)や、黄熟香(蘭奢待)と並び称される名香・全浅香(香木)が出陳されます。また、聖武天皇と光明皇后の娘・称徳天皇が盧舎那仏に献納したとされる銀壺(大型の銀製の壺)も注目されます。そのほか、精密な細工に目を見張る彩絵水鳥形(鳥形の飾り具)などのアクセサリー、仏教儀式の盛儀を伝える伎楽面(楽舞の面)や金銅幡(金銅製の旗)といった宝物が、奈良時代の華やかな情景を浮かび上がらせてくれます。一方、染織品の断片が整理された錦繡綾絁等雑張(東大寺屏風に貼り交ぜられた染織品)は、正倉院における宝物整理のさきがけとして注目される品です。
<公式チラシより>
出陳宝物:59件(北倉9件、中倉26件、南倉21件、聖語蔵3件) うち8件は初出陳
※観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要です。当日券の販売はありません。
※前売日時指定券の販売は、9月26日(月)午前10時からです。
開催情報
開催名 | 第74回 正倉院展 https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/special_exhibition/202210_shosoin/ |
---|---|
第74回 正倉院展 チラシ |
|
開催期間 |
2022年10月29日(土) ~ 2022年11月14日(月) 9:00~18:00(金・土・日、祝日は20:00まで) ※入館は閉館の60分前まで ※観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要です。当日券の販売はありません。 この行事・イベントは終了しました。
このページは過去に開催された行事情報を表示しています。
|
開催場所 | 奈良国立博物館 東新館・西新館 |
お問合わせ先 | 050-5542-8600
(ハローダイヤル)
|
料金・チケット 一般券 2,000円 高大生券 1,500円 小中生券 500円 キャンパスメンバーズ学生券 400円 無料指定券 障害者1名 無料指定券 障害者1名+介護者1名 無料指定券 奈良博プレミアムカード ※ただし、いずれも無料指定券の予約・発券が必要 ※観覧には「前売日時指定券」の予約・発券が必要です。当日券の販売はありません。 ※前売日時指定券の販売は、9月26日(月)午前10時からです。 ■前売日時指定券は、 ローソンチケット[Lコード:58885] ・ローソン及びミニストップ各店舗 ・電話受付(TEL:0570-000-028) ・公式サイト で販売します。 奈良国立博物館チケット売場での販売はありません。 ■前売日時指定券の予約・発券についての詳細は公式HPご確認ください。 ■最終販売日時は、購入方法により異なります。売り切れ次第販売を終了します。 ■1回につき4枚までの購入が可能です。ただし、無料指定券を予約できる枚数は1回につき1枚までです。 ■各時間枠の枚数には限りがありますので、実際に来館される日時のみご予約いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 ■団体料金の設定はありません。 ■高大生券・小中生券を予約・発券された方は、観覧当日に学生証などの提示が必要です(小学生を除く)。ご提示いただけない場合には、通常料金(一般券2,000円、高大生券1,500円)との差額をお支払いいただきます。 ■キャンパスメンバーズ学生券・無料指定券を予約・発券された方は、観覧当日に証明書・会員証などの提示が必要です。ご提示いただけない場合には、通常料金(一般券2,000円、高大生券1,500円、小中生券500円)との差額をお支払いいただきます。 ■障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)・奈良博プレミアムカード会員(1回目及び2回目の観覧)は無料ですが、無料指定券の予約・発券が必要です。なお、未就学児は無料指定券の予約・発券は不要です。 研究員レクチャー付き鑑賞券 指定日時:①11月14日(月)10時~、②11月14日(月)14時~ 定員:各回90人 場所:奈良国立博物館 講堂 公開講座 ① 令和4年(2022)10月29日(土) 「正倉院宝物の保存―宝物を覆う―」 髙畑 誠 氏(宮内庁正倉院事務所保存課保存科学室員) ② 令和4年(2022)11月12日(土) 「正倉院の仏具―奈良時代の寺院と法会の世界― 」 三本 周作(奈良国立博物館学芸部研究員) 時間:午後1時30分~3時(午後1時開場) 会場:奈良国立博物館 講堂 定員:各90名(事前申込制)※抽選による座席指定制です。 料金:聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要です)。 応募期間:令和4年(2022)9月26日(月)~10月11日(火)必着 応募方法: はがきかファクスに、代表者の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号と同伴者(1名まで)の氏名、年齢、参加希望日を書いて、以下の宛先にご応募ください。 はがき: 〒539-0041 (住所不要)読売新聞大阪本社文化事業部「第74回正倉院展」公開講座係 ファクス:06-6366-2370 ※正倉院展関連講座ホームページからもお申し込みいただけます。 参加証の送付:当選者には、10月19日(水)までに参加証をお送りします。当日必ずご持参ください。 |
|
■指定された日時以外の入館はできません。 |
開催施設の基本情報
施設名 | 博物館・資料館奈良国立博物館 |
---|---|
所在地 | 〒630-8213 奈良市登大路町50番地 |
URL | https://www.narahaku.go.jp/ |
営業時間 | 9時30分~17時 (入館は閉館の30分前まで) <開館時間の延長> ・毎週土曜は、名品展・特別陳列・特集展示のみ20時まで開館(年末年始除く) ・東大寺 万灯供養会・春日大社 中元万燈籠(8月15日)、春日若宮おん祭お渡り式(12月17日)、春日大社 節分万燈籠(節分の日)は19時まで開館(各行事日が土曜となる場合は20時まで開館) ・なら燈花会の期間(8月中旬)は18時まで開館(土曜は20時まで開館) ・なら瑠璃絵の期間(2月中旬)は19時まで開館(土曜は20時まで開館) ・東大寺 二月堂修二会(お水取り)の期間(3月1日~14日)は18時まで開館(土曜は20時まで、3月12日は19時まで開館) ※その他、臨時に開館時間を変更することがあります。 ※最新情報はウェブサイトをご確認ください。 |
休日 | 毎週月曜日(休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日。) 12月28日~1月1日 ※その他、臨時に休館日を変更することがあります。 |
料金 | ◆特別展は別料金です。特別展の詳細は⇒奈良国立博物館-特別展・特別陳列のページをご覧ください。 ◆名品展 一般…700円 大学生…350円
|
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 奈良駅より 徒歩約15分 または、JR奈良駅・近鉄奈良駅から 奈良交通「市内循環」バス(外回り)「氷室神社・国立博物館」下車すぐ |
駐車場 | 無し |
詳細 | ◆建物について なら仏像館(本館)は、明治27年(1894)に完成した奈良で最初の本格的西洋建築。設計は、当時宮内省内匠寮技師であった片山東熊(かたやまとうくま・1854-1917)によるもので、フレンチルネサンス高揚期の様式をとっています。玄関まわりの装飾は意匠的にすぐれ、明治中期の西洋建築として代表的なものです。昭和44年(1969)に「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されました。 なら仏像館では、飛鳥時代から鎌倉時代にいたるまでのすぐれた仏像を数多く展示しています。また中国・朝鮮半島の仏像も展示しています。国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示となっています。 |
近くの公共観光施設
近くの宿泊施設