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冬期企画展「飛鳥の考古学2021」 (奈良文化財研究所 飛鳥資料館)  

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今年も「飛鳥の考古学」の季節がやってきました。長びくコロナ禍のなかでも飛鳥地域では継続的な発掘調査がおこなわれ、新たな発見や成果が蓄積されています。
飛鳥地域の発掘調査では、特異な構造をもつ三段築成の八角墳であることが確認された中尾山古墳が注目されます。また、飛鳥京跡苑池では北池の規模や構造、変遷などが明らかになりました。そのほかにも島庄遺跡、大官大寺南方遺跡、甘樫丘や西橘遺跡の調査速報に加え、近年分析を進めている石神遺跡の土器を展示します。
藤原京域に目を向けると、藤原宮大極殿院では、大極殿院東面回廊の規模や構造が確定すると同時に、前期難波宮との共通性や異なる部分が浮き彫りになりました。藤原京左京八条三坊や藤原京右京五条九坊・慈明寺遺跡では、藤原京期の遺構に加え、弥生時代の遺構もみつかっており、古代以前の飛鳥・藤原地域の様子を垣間みることができます。
また、令和4年3月、斉明天皇との関連性が指摘される牽牛子塚古墳の整備が完了し、発掘調査成果をもとに築造当時の八角墳の姿がよみがえります。これを記念して、牽牛子塚古墳にスポットを当ててご紹介します。
今回は令和元・2年の発掘調査成果を中心に、飛鳥時代はもちろんのこと、弥生時代から中世までの幅広い時間軸のなかで飛鳥地域の遺跡の魅力をお伝えします。ご紹介する遺跡の中には、現在、奈良県・橿原市・桜井市・明日香村が推進している「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界文化遺産推薦の候補となるものも複数含まれています。この冬は、ぜひ飛鳥の考古学をご堪能ください。

<公式サイトより>

 

開催情報

開催名 冬期企画展「飛鳥の考古学2021」
https://www.nabunken.go.jp/asuka/kikaku/2021.html
PDF 飛鳥の考古学2021 チラシ
開催期間 2022年1月21日(金) ~ 2022年3月13日(日)
09:00~16:30 ※入館は16:00まで (月曜日休館、祝日と重なれば翌日)

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開催場所 奈良文化財研究所 飛鳥資料館
お問合わせ先 0744-54-3561 (奈良文化財研究所 飛鳥資料館)
料金 個人料金 一般 350円、大学生 200円

見どころ

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