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今年も開催!奈良大立山まつり


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今年も開催!奈良大立山まつり

今年も開催!奈良大立山まつり今年も開催!奈良大立山まつり

冬の夜空の下を練り歩く光の大立山

 今年で2回目となる「奈良大立山まつり」。祭のタイトルにある「立山」は、奈良県内各地に江戸時代の頃から伝わる、「造りもの」を身代わりとして、降り懸かる厄を落とす風習のことをいい、例えば台所用品だけなど素材を一定のジャンルに絞って造形し「見立て」を楽しむもの、生き人形のようなリアルなもの、歴史的事件やトピックの一場面を切り取ったものなど、さまざまな形で知られる。広陵町の「大垣内立山祭」や御所市の「東名柄区天満宮天神祭 『立山』」など各所で立山祭が守り続けられており、これらの伝統が奈良大立山まつりへと結実した。
平城宮跡を舞台に、四天王をモチーフにした巨大な大立山が極彩色の姿を輝かせる。まさに仏の守護者たちが降臨したかのような迫力。

国家を守護する強大な護法神、四天王

奈良大立山まつりのメインとなる四天王は持国天、増長天、広目天、多聞天の総称で、そもそもは仏教の成立以前に生まれたインドの神々。帰依した釈尊に仏法の守護を託され、仏教の宇宙観で語られる聖山・須弥山中腹にある四天王天の四方にて、それぞれに東西南北を守るという。そのため寺院では主に本堂内陣にある台座・須弥壇の四方に安置される。
 ちなみに、多聞天の別名は毘沙門天。単独で祀られる場合にこの名で呼ばれる。

 代表的な四天王像に数えられる東大寺戒壇堂に安置される奈良時代の塑像(国宝)もそうした武将像のひとつ。持国天は右手に剣を構え、増長天は右手で長い戟(げき※桙)を握って左手を腰に当て、広目天は左手に巻物、右手に筆を持ち、多聞天は下げた左手で剣を、右の手のひらにのせた宝塔を掲げる。顔や手足の表現も写実的とされ、それぞれに雄々しく邪鬼を足の下に踏みつける。実に勇ましい。

光り輝く古都の夜

鴨都波神社 ススキ提灯 今年も開催!奈良大立山まつり

鴨都波神社 ススキ提灯

 会場は昨年同様に平城宮跡、日程は1月25日(水)?29日(日) の5日間。また会期中の28日(土)には東方に若草山焼きを観ることができる。主役は前述の通り巨大な四天王をモチーフにした大立山で、大極殿前広場に集結し、冬の夜空の下をまばゆい光を放ちながら悠然と練り歩く。さらに県内各地から数多くの伝統行事が集まり、祭を大いに盛り上げる。
 同時に冬にぴったりのあたたかいグルメを集めた「あったかもんグランプリ」やこども縁日など各種プログラムも盛りだくさん。

 力強く美しい四天王の巡行が早くも奈良の冬の風物詩として話題のこのイベント。一度目にしたい。

今年も開催!奈良大立山まつり今年も開催!奈良大立山まつり

奈良大立山まつり (平城宮跡)

奈良県大立山まつり (平城宮跡)

世界文化遺産の平城宮跡で行われる一大イベント。高さ約7m、巨大な山車「大立山」が4基そろい、無病息災を祈願する。県内各地の伝統行事のお披露目や、あったかもんグランプリなどもあり、新春の奈良を盛り上げる。
開催期間:1月25日(水)~1月29日(日)
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平城宮跡

平城宮跡

和銅3年(710)に藤原京より遷都された平城京の中心であった宮跡。平城京遷都1,300年の記念事業の一環として、復原された「朱雀門」も見所です。
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