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奈良エリア 奈良市


新薬師寺 しんやくしじ

  • 提供:奈良市

天平19(747)年、聖武天皇の病気平癒を願った光明皇后が建立した古刹で、かつては七堂伽藍が整っていたという。
創建当時の天平建築様式を唯一残す本堂(国宝)には、薬師如来坐像(国宝)や十二神将立像(国宝)が安置されている。
薬師如来の目が大きく美しいことから眼病の人の参拝が絶えない。

見どころ

香薬師如来
白鳳時代。旧国宝。銅像高さ75cm 昭和18年3月盗難にあい以後消息不明だが、型どりをしていたため復元をして安置。聖武天皇・光明皇后が尊崇されていた仏像、アルカイックをたたえた微笑の美形、原型から復元した像の公開です。本堂内で通年拝観できるようになりました。

  • おたま地蔵尊

    昭和59年本堂安置の景清地蔵尊(鎌倉時代)の体内より裸形地蔵尊が発見され男性のシンボルをつけた我が国最古、最初の地蔵尊として一躍脚光を浴びる。体内より数多くの納入品も発見され、当時代の歴史の一部が鮮明に映し出され興味ある尊像として注目される。今は別棟香薬師堂に安置され、安産、健康の祈願仏として有識者に尊宗されている。

  • 景清地蔵尊

    本堂の北の隅に安置されている木彫寄木造りの地蔵尊であって、この地蔵尊は錫杖のかわりに弓を持っておられる。これは昔、謡曲で名高い「景清」がお母さんの住んでおられた丹阪町付近の庵にいとまごいに来た時、この地蔵尊に錫杖のかわりに自分の弓を持たせて残しておいたといわれている。(現在は別棟香薬師堂に安置)

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