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山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア 宇陀市


大野寺 おおのでら

役行者が開き、天長元年(824)、弘法大師によって堂宇が建立されたと伝えられる。室生寺の西の大門に位置する宇陀川沿いに立つ。対岸の切り立った岩壁には弥勒磨崖仏(大野寺)が線刻されており、13.8mと国内で最も高い磨崖仏である。これは鎌倉時代に後鳥羽上皇の勅願によって、笠置寺の磨崖仏を模して造立されたといわれている。本堂には地蔵菩薩立像(重要文化財)が安置されており、無実の娘を火あぶりの刑から救ったという伝説にちなみ「身代わり地蔵」という呼び名で親しまれている。春にはシダレザクラが見事に咲き誇る。

見どころ

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    国の重文「身代り半焼け地蔵菩薩」

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