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特別展「富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」 (奈良県立万葉文化館)
万葉文化館は飛鳥時代に金属、ガラス、玉製品などを生産した「飛鳥池工房遺跡」の場所に建っています。1990年代に実施された調査では「富本銭」と呼ばれる銅銭が大量に出土し、それまで最古とされた「和同開珎」(708年初鋳)に先行する天武天皇時代の貨幣であることがわかりました。当館では特別展示室を設けて様々な出土品の複製を展示してきました。
さて、2024年10月、久々に実物の富本銭が生産工房の地(万葉文化館)に帰ってきます。当館ではこれに合わせて、七世紀後半、天武天皇から持統天皇へと継承された〈飛鳥・藤原〉の文化を紹介する展覧会を開催します。この時期の日本は大陸の制度を積極的に採り入れ、中央集権国家としての体制を整えていきました。文化面においても中国や朝鮮半島から新しい情報が伝わり、官立の仏教寺院が造られ、中国の条坊制を採用した都城「藤原京」が誕生しました。『万葉集』にもこの時代の人々の歌が残っています。本展覧会では富本銭の特別展示とともに、天武天皇と関わりのある吉野や明日香地域に残る遺品や伝承、藤原京跡の出土品、万葉歌や近代の「万葉日本画」もあわせて紹介し、飛鳥時代の人々に思いを馳せる機会にしたいと思います。
<公式サイトより>
開催情報
開催名 | 特別展「富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化」 https://www.manyo.jp/event/detail.html?id=516 |
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富本銭特別展示 天武天皇と〈飛鳥・藤原〉の文化 チラシ |
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開催期間 |
2024年10月19日(土) ~ 2024年12月8日(日) 10:00~17:30 ※入館は17:00まで 休館日:月曜日 |
開催場所 | 奈良県立万葉文化館 日本画展示室 |
お問合わせ先 | 0744-54-1850
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料金 | 一般1200円 (960)、高校・大学生500円 (400)、小・中学生300円 (240) ※( )内は20名以上の団体割引。 |
開催施設の基本情報
施設名 | 博物館・資料館奈良県立万葉文化館 |
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所在地 | 〒634-0103 高市郡明日香村飛鳥10 |
URL | http://www.manyo.jp |
営業時間 | 10:00~17:30 ※入館は17:00まで |
休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日) 年末年始 展示替日 |
料金 | 入館無料 日本画展示室(展覧会)のみ 観覧料:一般600円 (特別展開催時は別料金となります。) |
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄 橿原神宮前駅東口又は飛鳥駅から 明日香周遊バス(かめバス・約20分弱)「万葉文化館西口」下車すぐ |
駐車場 | 収容:普通車109台、バス7台 駐車料金:無料(※バスは事前予約が必要です。) |
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