神社・仏閣
吉野路エリア 川上村
神社
烏川神社
からすがわ(うのかわ・うかわ)じんじゃ
歴史ある古社。
約1100年の歴史を持つ地域の伝統行事「弓祝式(ゆみいわいしき)」や「盆踊り」、「秋祭り」が行われる、東川(うのがわ)の神社。
見どころ
基本情報
施設名 | 神社烏川神社 |
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所在地 | 吉野路エリア奈良県吉野郡川上村東川 |
お問い合わせTEL | 0746-52-0111 (川上村役場 地域振興課) |
1100年も昔、穏やかに暮らしていた村に突然悪魔(怪物)がはびこり領民を苦しめた。更に疫病が流行って多くの人々を苦しめた。 そこで、この山里に住む東弥惣(ひがし やそう)という弓の名人が、日頃信仰していた「白山大権現」の神力にすがるべく、延喜2(902)年6月、白山の向かいに三間四面の堂を築き、日夜、信心祈願を込めて祈った。延喜4(904)年、正月9日の朝方、弥惣は彼方に悪魔の化身を見、「天佑神助のお陰」と折からの大雪をものともせず、蓑笠をつけ、弓矢を持って悪魔を退治した。村人は弥惣の功をたたえて酒と雑煮でもてなした。 その時弥惣は「悪魔は山の主である。今後も村に祟りをもたらすかもしれないから、毎年正月9日に、桑弓、蓬矢で東西南北、天地の間を射て、悪魔降伏を行え」と悪魔降伏の神術を教えた。 それより、一月九日を悪魔払いの祝いの日と定め、弥惣が教えた古式によって、千破美(ちはみ)の蓑笠をこしらえ、千破美の踊りをとり入れて桑弓、蓬矢の射込み式を行い、最後に運川の僧侶が鬼の供養の読経をして引導を渡す。 |
この施設に関するお問い合わせは 0746-52-0111 (川上村役場 地域振興課)まで