- 開催日時
- 2024年7月9日(火)~2024年9月1日(日)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 催事場
- 大和文華館
江戸時代の版画の内、販売用ではない、特別な注文によって制作された作品が摺物です。摺物は主として浮世絵師によって描かれ、数十、数百部しか作られなかったため、伝存するものが少なく、展示されることも多くありません。しかし、特注品であるため、金額や雲母を使った豪華なもの、彫摺に手間をかけたもの、特殊なテーマのもの、注文者の私的な事情や趣向がうかがえるものなど、売品にはない魅力をもつものも少なくありません。
この特別展は、パリ在住のジョルジュ・レスコヴィッチ氏の数百点に及ぶ摺物で、北斎やその門人の北渓・岳亭をはじめ、俊満・広重・英泉・国貞などの稀品を並べ、摺物文化のエッセンスを提示します。
(公式サイトより)