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2019年春季展 「神仙と菩薩-富岡鉄斎、村上華岳を中心に-」 (公益財団法人中野美術館) 2019ねんしゅんきてん　しんせんとぼさつ　とみおかてっさい、むらかみかがくをちゅうしんに

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近代の日本画においても、多様な神々や仏を描いた作家たちがいます。
富岡鉄斎は、石門心学を家学とし、神道、儒教、仏教、老荘思想など絵を持って人々に示すことを実践した文人画家で、中国の神仙では、南極仙を描いた「壽老人」、仏教関係では釈迦や「観世音菩薩」などの作品を描いています。
一方、村上華岳は、初期に劉向の『列仙伝』や葛洪の『神仙伝』を読んで描いた道釈人物画「中国列仙伝」を残しています。
華岳の芸術観は「製作は密室の祈り」という言葉に集約されるように、自己の内面を深めるよう思索することで、このことが「仏画」へと向かわせ、「観世音菩薩」が制作されました。
本展は、「神仙」と「菩薩」をキーワードに、富岡鉄斎や村上華岳の道釈画を中心に、入江波光「天女」、高村光雲「西王母」なども交え、館蔵品約20点を紹介いたします。

開催情報

開催名 2019年春季展 「神仙と菩薩-富岡鉄斎、村上華岳を中心に-」
http://www.nakano-museum.jp/
開催期間 2019年3月8日(金) ～ 2019年5月26日(日)
開館時間　午前１０時～午後４時

［前期］2019年3月8日（金）～4月14日（日）
［後期］2019年4月19日（金）～5月26日（日）

休館日毎週月曜日
※4月29日(月)、5月6日(月)は開館
※4月30日(火)、5月7日(火)は休館

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開催場所 中野美術館
お問合わせ先 0742-48-1167 （中野美術館）
料金 一般600円　シニア(65歳以上)/大･高生 500円 　中･小生 250円

同時開催　「洋画・版画セレクション」〈洋画展示室〉

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