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特別企画展 追善の美術―亡き人を想ういとなみ― (公益財団法人 大和文華館)
亡くなった人を悼み、弔う気持ちは今も昔も変わりません。古くより墳墓には、装身具や、人物・動物を象った明器など様々な副葬品が死者のために埋葬されてきました。
仏教においては、追善供養のために仏事が営まれたほか、写経が行われ、仏像や仏画が制作されました。特に浄土思想の流行により、現世を生きる苦しみを自覚するとともに、死後に待ち受ける世界への関心が高まると、個々の信仰に基づいた多様な美術が生み出されるにいたります。仏像や仏画などのほかに、持ち主の供養のため、絵巻や手紙(消息)といった故人の遺品に、経文や印仏を摺り重ねることが行われ、さらに中世から近世には、亡くなった人の供養として肖像画が描かれるようになりました。そうしたひとつひとつの作品には、大切な人を失った人々の悲哀が込められています。
本展では、いにしえの人々が他者や自分自身の「死」をどのようにとらえ、身近な「死」と向き合ってきたのか、その結晶として生み出された美術品を通して、亡くなった人々の供養をめぐるいとなみをご紹介します。
開催情報
開催名 | 特別企画展 追善の美術―亡き人を想ういとなみ― https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/ |
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特別企画展 追善の美術―亡き人を想ういとなみ― |
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開催期間 |
2023年7月7日(金) ~ 2023年8月13日(日) 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) この行事・イベントは終了しました。
このページは過去に開催された行事情報を表示しています。
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開催場所 | 大和文華館 |
お問合わせ先 | 0742-45-0544
(大和文華館)
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料金 | 一般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無料 |
特別講演 「記憶の図像学―亡き人のために、生きる者のために―」 7月30日(日)(午後2時・講堂) 講師:京都市立芸術大学客員研究所 加須屋 誠 氏 日曜美術講座 「六道を巡る―極楽寺所蔵『六道絵』の世界―」 7月23日(日)(午後2時・講堂) 講師:大和文華館学芸部係長 一本 崇之氏 |
開催施設の基本情報
施設名 | 美術館公益財団法人 大和文華館 |
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所在地 | 〒631-0034 奈良市学園南1丁目11番6号 |
URL | https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/ |
営業時間 | 10:00~17:00 (入館締切 16:00) |
休日 | 休館日/毎週月曜日、年末年始および展示替期間 (但し月曜日が祝日となる場合は開館し、次の平日を休館といたします。) 【施設改修工事に伴う休館について】 大和文華館は施設改修工事のため、下記の期間休館となります。 令和6年11月25日(月)から令和7年2月28日(金)(予定) まで |
料金 | 〈平常展・特別企画展〉 一般630円、高校・大学生420円、小学・中学生無料 〈特別展〉 一般950円、高校・大学生730円、小学・中学生無料 ※ 20名以上の団体は相当料金の2割引・1名無料 「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名まで2割引 |
交通アクセス | 最寄り駅からの交通 近鉄奈良線「学園前」駅下車徒歩約7分 大阪難波駅から約25分 近鉄奈良駅から約 9分 近鉄京都駅から約45分 |
駐車場 | 駐車場(無料) 普通車 40台 大型バス 3台 中型バス 2台 |
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