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奈良エリア 奈良市


解除会 (東大寺) けじょえ

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解除会は、わが国で古来より行われていた六月の晦(みそか)の「夏越(なごし)の祓(はらえ)」や「水無月祓(みなつきはらえ)」と深い関係がある法会である。秋の初めに毎年流行する疫病を防ぐために、東大寺別当律師道義が延喜元年(901)3月に奈良の諸大寺に呼びかけ、同年6月28日より始めた法会で、七大寺の僧240〜250人、楽人60人余りを講堂に集めて行われたと伝えられる。
当初は観音の画像を新写して除疫を祈願し、解除と大書した御幣を二本作って講堂の前庭に立てたといわれ、東大寺の講堂が焼失してからは、一時は食堂(じきどう)で、或いは大仏殿内の如意輪観音を本尊として勤められてきた。この解除会は、応仁・文明の乱以後一時中絶したものの、江戸時代に再興され、今日では毎年7月28日、大仏殿で盧舎那仏(大仏さま)を本尊として勤められている。

開催情報

開催名 解除会
開催期間 2023年7月28日(金)
08:00~

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開催場所 東大寺大仏殿
お問合わせ先 0742-22-5511

7月初め頃より大仏殿内霊名所で予め申し込んでおくと、この日の法要で祈願されたお札を送ってもらうことが出来る(1口1,000円以上)。