- 開催日時
- 2024年2月23日(金)~2024年4月27日(土)
- 催事場
- 奈良県立民俗博物館
奈良県立民俗博物館は、今年で開館50周年を迎えます。その間に、奈良県で暮らす人々が、どのように暮らしてきたのか。そして、現代までどのように生活を推移させてきたのかが分かる、いわば県民の生活の知恵にまつわる資料約5万点を収集し、展示してきました。
こうした資料の中には、受け入れる段階や、長期間にわたって収蔵する中で、残念ながら劣化したり壊れてしまったりするものもあります。
当館では、劣化したり破損したりしてしまった資料の価値を復活させるため、「御殿雛」「農具」「絵馬」などを、京都芸術大学との連携のもと、資料修復してきました。
今回は、こうした博物館の重要な役割の一つである、資料を永く保存していくための修理にスポットを当てた展示「くらしの品の修理展」を試みました。
博物館が未来の人々に対して資料を伝えていく様子の一端をご覧いただければ幸いです。
<公式サイトより>