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開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」 (奈良県立美術館)  

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グラフィックデザイナー・田中一光(1930-2002)は、奈良に生まれ、日本、そして世界を舞台にグラフィックデザイナーとして活躍しました。奈良市内に生まれた田中一光は、幼い頃から奈良の歴史と文化に親しんで育ちました。学生時代を京都で過ごし、大阪でデザイナーとしての出発を果たすと、その後は東京へと活動の場を移していきました。その経歴は日本のグラフィックデザインの黎明と発展に重なるような道のりでもありました。2022年には没後20年を迎え、その業績は現在もなお世界のデザインに影響を与え続けています。
田中一光はグラフィックデザイナーとして、ポスター、書籍などのエディトリアルから、ロゴマークやCIといった企業、組織に関わるデザイン、更にはデザインを通じて文化を発信・紹介するディレクター・プロデューサーとしての高い手腕を発揮しました。そして仕事の垣根を越えた幅広い交流の輪から、デザインの枠を超えた文化創造の展開を目指していた一面もありました。
本展覧会では、膨大な田中一光の業績の中から、ポスター・グラフィックアートといった作品を中心に、時代と共に歩んだクリエイティブな活動を紹介するものです。当館に所蔵された200点以上のコレクションから選りすぐられた代表作、更には田中一光と三宅一生のコラボレーション、ロゴマークなどのデザインと社会の密接な関係を示す業績を通じて、目にした人を刺激してやまない創造のエネルギーを感じて頂く機会といたします。

【展示構成】
I. 田中一光の発想(1):顔・流水
II. 田中一光の発想(2):植物・文字
III. デザインと社会の幸福な関係:ロゴマーク
IV. 田中一光の「いろ」と「かたち」(1):ピラミッド・綱・ロープ
V. 田中一光の「いろ」と「かたち」(2):記号・文字・墨戯
VI. 特別企画 IKKO TANAKA  ISSEY MIYAKE

<公式サイトより>

開催情報

開催名 開館50周年記念 特別展「田中一光 デザインの幸福」
https://www.pref.nara.jp/11842.htm
開催期間 2023年4月22日(土) ~ 2023年6月11日(日)
9時~17時(入館は16時30分まで)

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開催場所 奈良県立美術館
お問合わせ先 0742-23-3968
料金 一般1,200 (1,000)円/大・高生1,000 (800)円/中・小生800 (600)円 ※( )内は20名以上の団体料金

【会期中のイベント】
◆特別対談「田中一光デザイン室の日々」
講師:太田徹也氏(デザイナー・元田中一光デザイン室勤務)
聞き手:奈良県立美術館学芸員
日時:5月7日(日)14時~(13時30分開場・約90分)
会場:レクチャールーム(1F) 定員:60名(要事前申込)
[特別対談の参加申し込みについて]
聴講のお申し込みは4月7日(金)からEメールまたは電話にて受け付け、定員に達し次第締め切ります。申し込み方法の詳細は、このページ上部「新着・更新情報」欄4月6日付け「特別展「田中一光 デザインの幸福」5月7日特別対談(太田徹也先生)申込方法について」でご確認ください。
田中一光の初代アシスタントとして二人三脚でデザイン室を切り盛りした太田氏に、在りし日の田中一光の姿についてお話いただきます。

◆美術講座「田中一光の造形感覚:デザインの幸福」 
講師:深谷 聡(奈良県立美術館主任学芸員)
日時:6月4日(日)14時~(13時30分開場)
会場:当館レクチャールーム 定員:60名 (先着順・当日13時より受付にて整理券配布)

◆奈良県立美術館学芸員によるギャラリートーク
4月29日(土)、5月20日(土)、6月10日(土) 14時~ 展示室

■関連展示(1階ギャラリー・入場無料)
[新ギャラリーオープニング記念]
公益財団法人三宅一生デザイン文化財団との特別企画
「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」

主 催:奈良県立美術館、読売新聞社
後 援:NHK奈良放送局、奈良テレビ放送、奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、公益社団法人奈良市観光協会