モデルコース
1泊2日のコース
すべて国宝!美塔・名塔の旅【2日目】
高く建てられているのは、遠くからでも拝むことができるように。
仏教の伝来の地・奈良には、世界に誇る国宝名塔がたくさんあります。
日本建築の真骨頂である「木の文化」とその歴史を感じる旅へ。
1日目 【斑鳩・室生】
2日目 【當麻・奈良】
-
9:00當麻寺「三重塔(東塔・西塔)」
電車約1時間
-
11:35薬師寺「三重塔」
電車+バス約20分
-
13:50海龍王寺「五重小塔」
バス約20分
-
15:10興福寺「五重塔・三重塔」
徒歩約10分
- 16:10元興寺「五重小塔」
2日目
1
當麻寺「三重塔(東塔・西塔)」 たいまでら
山に抱かれるように建つ東塔と西塔(写真/飛鳥園)
ともに三重塔だが、東塔は奈良時代後期、西塔は平安時代初期と建立時期が異なるため、様式の相違が見受けられます。東塔は、古塔の中でも唯一、二重目と三重目の柱間が2間で、西塔は初重から三重まで3間。西塔の方が東塔よりも逓減率が低く、どっしりとした構えです。また屋根上の相輪は、一般的な塔は九輪なのに対し、両塔とも「八輪」なのが特徴。
詳細はこちらDATA
- 葛城市當麻1263
- 0745-48-2202
- 09:00~17:00
- 入山料:大人300円 小学生100円(特別開帳などによる変更あり)
抹茶付入山料:大人700円 - 民営・市営観光駐車場
- 最寄り駅からの交通
近鉄 当麻寺駅 徒歩15分
歴史の豆知識
通常、塔は平地に建てられ、東西二塔は伽藍を中心として左右対称に建立するのが一般的。こちらのように、山の斜面かつ高さの違う場所に建てられるのは類を見ない。
電車約1時間
2
薬師寺「三重塔」 やくしじ
高さ34.1m。修理前までは塔内には釈迦苦行像と平安時代後期の四天王像が祀られていた(写真/飛鳥園)
東塔は、寺内で唯一、創建当時の姿を残す建物。各層の下に裳階(もこし)と呼ばれる小さな屋根が付いているため、一見六重塔にも見える美しい姿をしています。また、相輪の先にある水煙には、見事な飛天像の透かし彫りがされており、奈良時代の技術の高さをうかがい知ることができます。
詳細はこちらDATA
- 奈良市西ノ京町457
- 0742-33-6001
- 9:00~17:00(16:30拝観受付終了)
- 【拝観料】
大 人 1,000円 団体(25名以上) 900円
中 高 600円 団体(25名以上) 540円
小学生 200円 団体(25名以上) 180円
拝観・入堂 出来る場所 白鳳伽藍(金堂・大講堂・東院堂)
【お写経道場】
9:00開場 17:00閉場(16:00受付終了)
【駐車場】
8:45開場 17:15閉場(16:20入庫最終時間)
【三大壁画特別公開】
春季 3月1日~3月15日
秋季 10月下旬から約2週間(詳細はHPにて発表)
【玄奘三蔵院伽藍】 大唐西域壁画 平山郁夫 筆
【食堂】仏教伝来の道と薬師寺 田渕俊夫 筆
【慈恩殿】 東と西の融合 細川護熙筆
【三大壁画特別公開 拝観料】※白鳳伽藍拝観料のほか別途必要・団体割引はありません
大 人 1,000円
中高生 500円
小学生 100円 - 有料駐車場あり
100台
・大型車(全長7m以上 高さ3.3m以上):2,200円
・中型車(全長7m未満 高さ3.3m未満):2,000円
・普通車(全長5m未満 高さ2.7m未満):500円
・二輪車:100円 - 最寄り駅からの交通
近鉄 西の京駅下車すぐ
JR・近鉄奈良駅から奈良県総合医療センター行きバス「薬師寺」下車、徒歩すぐ
【バリアフリー情報】
スロープ:中門、金堂、大講堂、東僧坊、食堂(公開時)、玄奘三蔵院(公開時)
多目的トイレ:南駐車場、白鳳伽藍、本坊、玄奘三蔵院(公開時)
(東京別院サイト)https://yakushiji.or.jp/tokyo/
高さ34.1m。修理前までは塔内には釈迦苦行像と平安時代後期の四天王像が祀られていた(写真/飛鳥園)
おすすめのイベント・体験
【うまし奈良めぐり】薬師寺 南都修験に導かれ自身の願いを託す護摩祈祷
2024年 8月24日(土) 8月31日(土) 9月7日(土) 9月14日(土) 10月12日(土) 10月19日(土) 11月23日(土・祝) 11月30日(土) 12月7日(土) 12月14日(土)
詳しくは
こちら
行事
お身拭い
12月29日(13:00~15:00頃まで)
詳しくは
こちら
歴史の豆知識
西塔は享禄元年(1528)に兵火で焼失、昭和56年(1981)に再建された。宮大工の棟梁・西岡常一は、西塔の高さを東塔よりも少し高くした。これは木の縮みや基礎の沈下を考慮したため。連子窓の青色と、柱や扉の丹(に)と呼ばれる色が華やかさを添え、まるで奈良時代の塔が蘇ったかのようだ。
電車+バス約20分
3
海龍王寺「五重小塔」 かいりゅうおうじ
高さ4.01m。奈良時代前期の建築技法を今に伝える重要な塔
創建当時のままの西金堂内に納められており、工芸品ではなく「建造物」として国宝に指定されています。屋内に安置することを目的に造立されており、近くで拝することが多いので、細部に至るまで忠実に造られています。屋外に塔を造るのが一般的ですが、造立当時の限られた敷地を考慮し、東西両塔を安置したお堂を建てたのではないかとされています。
詳細はこちらDATA
- 奈良市法華寺北町897
- 0742-33-5765
- 09:00~16:30
特別公開時は09:00~17:00 - 8月12日~18日、12月24日~31日はお寺の行事のため閉門いたしております。
悪天候時は、拝観をお休みさせていただくことがございます。 - ●通常拝観
個人
大人…500円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
団体割引(30名以上)
大人…450円
高校生・中学生…180円
小学生…90円
●特別公開時
個人
大人…600円
高校生・中学生…300円
小学生…100円
団体割引
大人…550円
高校生・中学生…250円
小学生…90円
※障害のある方は障害者手帳の提示で無料
※奈良市の老春手帳持参者は、提示で半額 - 無料(バス2台、普通車12台)
大型バスは事前連絡要す - 最寄り駅からの交通
JR・近鉄奈良駅
奈良交通、西大寺・航空自衛隊前行きバス「法華寺前」下車すぐ
近鉄 大和西大寺駅
JR奈良駅・白土町行バス10分「法華寺」下車すぐ
近鉄 新大宮駅 徒歩 約15分
バス約20分
4
興福寺「五重塔・三重塔」 こうふくじ
五重塔は高さ50.1m。本瓦葺き(写真/飛鳥園)
五重塔は天平2年(730)、光明皇后の発願で創建。5回の被災と再建を経て、現在の塔は、応永33年(1426)頃に再建されたもの。木造塔としてはわが国で2番目の高さを誇ります。一方、三重塔は、康治2年(1143)、崇徳天皇の中宮・皇嘉門院により創建されました。現存建物では寺内最古で、治承4年(1180)の南都焼き討ち後に再建されたものです。
詳細はこちらDATA
- 奈良市登大路町48
- 0742-22-7755
- 9:00~17:00(入堂・入館は16:45まで)
- 年中無休
現在、興福寺では明治時代以来となる五重塔保存修理工事が実施されています。
今後の素屋根工事着工に伴い境内各所のご拝観について、下記の通り変更となります。
■東金堂は2023年6月11日(日)までご拝観出来ます。
それ以降はご拝観出来ません(再開時期未定)。
なお、東金堂券売受付にて販売しております御守類などは、東金堂の向かいにある勧進所内売店(アーパナ)にて販売されます。
また、東金堂の御朱印・御詠歌は勧進所にて授与されます。
■中金堂のご拝観が2023年6月17日(土)より再開されます。
拝観時間:9時~17時(16時45分受付終了)
拝観料:大人・大学生500円、高校生・中学生300円、小学生100円
国宝館との共通券はございません。
中金堂の御朱印は勧進所にて授与されます。
■五重塔ライトアップは2023年8月20日(日)22時までとなります。
■国宝館ご拝観ならびに駐車場などは今まで通りご利用いただけます。
■準備が整い次第、境内の一部が通行止めとなります。
今後の状況次第で内容が変更となる場合がございます。最新情報は興福寺ホームページや公式Twitterをご確認ください。 - ●東金堂
東金堂 単独券
大人・大学生…300円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
東金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…250円
高校生・中学生…150円
小学生…90円
●国宝館
国宝館 単独券
大人・大学生…700円
高校生・中学生…600円
小学生…300円
国宝館 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…600円
高校生・中学生…500円
小学生…200円
●国宝館・東金堂共通券
大人・大学生…900円
高校生・中学生…700円
小学生…350円
●中金堂
中金堂 単独券
大人・大学生…500円
中高生…300円
小学生…100円
中金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
中高生…200円
小学生…90円
※中金堂の共通券の販売はありません。
※障害者手帳持参の方は半額
※2025年4月1日(火)から拝観料等が改定されます※
●中金堂
中金堂 単独券
大人・大学生…500円
中高生…300円
小学生…200円
中金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
中高生…200円
小学生…100円
●東金堂
東金堂 単独券
大人・大学生…500円
高校生・中学生…300円
小学生…200円
東金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
●国宝館
国宝館 単独券
大人・大学生…900円
高校生・中学生…800円
小学生…500円
国宝館 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…800円
高校生・中学生…700円
小学生…400円
●国宝館・東金堂・中金堂共通券
大人・大学生…1,600円
高校生・中学生…1,100円
小学生…600円
※障害者手帳持参の方は半額 - 有り(普通車46台、バス16台)
普通車1,000円
バス3,000円(3時間)延長1時間毎1,000円
マイクロバス3,000円(3時間) 延長1時間毎1,000円
タクシー500円
回送(乗降のみ)1,000円
※2025年4月1日(火)から拝観料等が改定されます※
普通車2,000円
バス3,000円(2時間)延長1時間毎1,000円
マイクロバス3,000円(2時間) 延長1時間毎1,000円
タクシー1,000円
回送(乗降のみ)1,000円
最寄り駅からの交通
JR 奈良駅 市内循環バス「県庁前」下車すぐ
近鉄 奈良駅 徒歩5分
【バリアフリー情報】
スロープ:国宝館 有
多目的トイレ:南大門付近、国宝館内
車椅子の貸出:1台有(貸出場所:国宝館※使用も国宝館のみ)
障害者用駐車場が国宝館スロープ付近に有
歴史の豆知識
明治時代初めの神仏分離(廃仏毀釈)により、興福寺は廃寺同然に。その際、一説にはわずか25円で五重塔が売却されることになったが、解体費などの採算が合わず話は立ち消えに。おかげで現代に、貴重な文化財を残すことができた。
徒歩約10分
5
元興寺「五重小塔」 がんごうじ
高さ5.5m。近代まで極楽堂の床を落として収蔵されていたそう(写真/飛鳥園)
奈良時代後期に造立された五重塔としては、現存唯一のもの。小塔とはいえ、屋外の塔と同様、内部の構造に至るまで緻密に造られています。当時から屋内に安置されているので、風雨にさらされることがなく、修理や改装の必要がなかったことから、奈良時代独自の美しい様式が保たれています。元興寺小塔院にあったという説もありますが、謎のままです。
詳細はこちらDATA
- 奈良市中院町11
- 0742-23-1377
- 09:00~17:00 (入館締切16:30)
※8月23日・24日の地蔵会の日は9:00~21:00
- ●拝観料
大人・大学生…500円
高校生・中学生…300円
小学生…100円
団体割引(20名以上)
大人・大学生…400円
●秋季特別展期間は大人・大学生の拝観料が変更になります。
大人・大学生…600円
団体割引(20名以上)
大人・大学生…540円
※身障者はそれぞれ半額になります - 乗用車10台(拝観時間内 無料)
大型バス2台(予約必要)
8月22日~25日午前中、2月2日〜3日はご利用いただけません。 - 最寄り駅からの交通
JR 奈良駅 徒歩約20分
近鉄 奈良駅 徒歩約15分
高さ5.5m。近代まで極楽堂の床を落として収蔵されていたそう(写真/飛鳥園)
立ち寄りスポット
蕎麦切りよしむら そばきりよしむら
時季によって仕入れる蕎麦の実を変え、常時2種類用意。石臼で挽く手打ちの十割蕎麦が自慢。細麺だがコシがあり、のど越しもいい。鰹やみりん、利尻産昆布などで仕上げた甘めのつゆとの相性も抜群。ざる900円。
- 奈良市五条町9-37
- 0742-36-0520
- 11:00~17:00(17:00~19:00は予約制)
- 木曜、第2水曜(祝日の場合は営業)
- 近鉄西ノ京駅から徒歩約5分
どっこいまんじゅう どっこいまんじゅう
懐かしい甘さが口いっぱいに広がるサツマイモ100%の回転焼。和風のスイートポテトのような味わい。定番のプレーンのほか、季節によってクリームチーズやかぼちゃ、栗などが登場。食べ歩きにもお土産にも◎。1個100円~。
- 葛城市當麻54-2
- 0745-48-7588
- 9:30~16:30
- 火曜
- 近鉄当麻駅から徒歩すぐ
株式会社 今西清兵衛商店 かぶしきがいしゃ いまにしせいべえしょうてん
清酒「春鹿(はるしか)」の蔵元。オリジナルグラスを購入すると季節限定酒など5種類各1杯のきき酒が楽しめる(500円)。毎年9月には酒蔵まつり、2月には酒蔵見学(要予約)が行われ好評。「純米超辛口」720ml1566円など。
※イベント時きき酒不可
- 奈良市福智院町24-1
- 酒蔵SHOP
10:00~17:00(受付終了16:30) - お盆、年末年始
- 普通車5台(無料)
- 近鉄奈良駅から徒歩20分、または奈良交通バス「福智院町」下車徒歩1分
地図内の情報や、マーカー表示場所については正しく表示されない場合がありますのでご注意ください。
また、それらによって生じた損害について一般財団法人 奈良県ビジターズビューローは、一切の責任を負いかねます。
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