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神社
宇太水分神社(宇陀市菟田野) うだみくまりじんじゃ

崇神天皇の時代に創建された古社。延喜式にも記載されており、古くから信仰を集めた。鎌倉時代に建てられた本殿(国宝)は、一間社隅木入春日造の3棟が並び立ち、速秋津比古神、天水分神、国水分神の水分三座を祀る。各棟とも大きさ形ともに同じ。本殿に向かって右側に、室町中期の末社春日神社本殿(重要文化財)と室町末期の末社宗像神社本殿(重要文化財)が並んで立つ。宇陀郡の総鎮守で水の配分を司る神を祀り、葛城水分神社、吉野水分神社都祁水分神社をあわせた4社のみが大和の式内社の水分神社とされる。神社の周囲には源頼朝が幼少の頃に苗を植えたとされる杉が立ち並び、頼朝杉と呼ばれている。また、社殿の後には「薬の井」があり、服薬の際にその水を用いると良いとされる。

見どころ

  •  

    本殿(国宝)、末社本殿(重要文化財)

  • 瑞垣内特別拝観

    随時実施(できれば予約)。 拝観料等:個人500円、団体(10名以上)300円

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