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奈良エリア 奈良市


修正会 (唐招提寺) しゅしょうえ

修正会は、奈良時代にはじまったといわれ、新年を迎えるにあたって前の年の行いを振り返って、悔い改めるとともに世の中の平安・五穀豊穣を祈願するものです。
唐招提寺では、12月31日夕刻に礼堂へ集まり、羅漢聖者を勧請して始まります。
元日は、除夜の鐘と共に0時過ぎから礼堂南側の広縁に僧侶が集まり、伽陀(声明の一種)を唱え、その後堂内にて密教形式の修正護摩供を行います。仏舎利の前に壇を作り、三方を白布の壁代で囲んだ中、蓮華形の護摩炉に鉄粉やアセビの葉を供する独特な形式の護摩で、大衆は終わるまで光明真言を唱えて導師とともに舎利壇に安置された万年香水を加持します。
3日の夜には、その香水と牛玉宝印が参拝者に授与され、護摩作法の後に鏡餅をお供えした人の名が読まれます。

開催情報

開催名 修正会
開催期間 2025年1月1日(水)、3日(金)
開催場所 唐招提寺
お問合わせ先 0742-33-7900 (唐招提寺)
■1月1日
午前0時~午前2時 修正会
 護摩作法、舎利悔過法要 於礼堂(公開)
午前8時半 金堂前千手観音前にてお守りを授与(志納)※数に限りあり
■1月3日
午後6時 修正会
  ・護摩作法、舎利悔過法要 於礼堂(南大門午後5時半 開扉)
 午後7時頃~ 餅談義  ※堂外で餅談義の音を聞く事ができます。
 午後8時頃法要終了後、牛玉宝印授与、南大門閉扉
※牛玉の宝印は法要終了後に授与
※入堂は制限されます。