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奈良エリア 奈良市


薬師寺 やくしじ
世界遺産

天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を願い発願。藤原京に完成。平城遷都に伴い、養老2(718)年、現在地に移築されたと伝わる。平城京移転当初は金堂、東西両塔、講堂、回廊が立ち並び、「竜宮造り」と呼ばれるほどの華麗さを誇ったこの寺も、16世紀に兵火に焼かれて東塔(国宝)を残すのみとなった。創建当時の唯一の遺構である東塔は、現在に白鳳時代の様式を伝えている。
現在、伽藍復興により、昭和51年の金堂に始まり、昭和56年に西塔が、以後、中門、回廊、大講堂、食堂などの白鳳伽藍が次々と再建されている。朱塗りの欄干、金色に輝く鴟尾などからは、建立当時の華やかさを窺い知ることができる。寺宝としては薬師三尊像や吉祥天女画像などがあげられる。1998年12月に「古都奈良の文化財」として、世界遺産に登録された。また2000年12月31日、平山郁夫画伯が約30年の歳月をかけて玄奘三蔵院伽藍内に「大唐西域壁画」を完成、注目を集めている。

行事・催事等の開催につきましては、薬師寺公式ホームページで詳細をご確認ください。
(▶ 薬師寺公式サイト

見どころ

  • 法話

    毎月5日 午後2時
    毎月8日 午後1時
    於:まほろば会館
    (第3日曜日は月例まほろば塾(要申込)
    於:まほろば会館)

  • お写経道場

    毎日9:00~17:00(受付は8:30~16:00)。
    約1時間、椅子席あり。
    般若心経1巻2,000 円、
    薬師経1巻4,000 円、
    唯識三十頌1巻5,000円。
    予約不要(団体の場合要予約)

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