モデルコース
2泊3日のコース
空海を育んだ奈良の旅【1日目】
仏教へ導き、研鑽と修行を重ねた地・奈良は、空海のターニングポイントとなった場所。
さまざまなエピソードが残る、空海ゆかりの地へ。
1日目 【北和】
2日目 【中和】
-
9:00長岳寺
車約25分
-
10:10秦楽寺
車約25分
-
11:00真言宗山本大師惠泉寺
車約12分
-
11:30久米寺
車約4分
-
13:00益田池堤跡
車約15分
-
13:40岡寺
車約53分
- 15:30室生寺
1日目
1
東大寺真言院 とうだいじしんごんいん
境内には大師堂があり、毎年4月21日には空海の御影供が行われる
東大寺の戒壇院で授戒してから唐へ渡った空海は、帰朝後、弘仁元年(810)に東大寺別当となり、弘仁13年(822)には国家鎮護を願って、真言院の前身ともいえる灌頂道場を創建しました。今も東大寺で毎日あげられる経の中には、密教経典の一つである「理趣経」もあり、空海のもたらした教えは現代にも受け継がれています。
DATA
- 奈良市雑司町406-1-1
- 境内自由(東大寺)※真言院は拝観不可
- JR・近鉄奈良駅から市内循環バス約4~8分、
「大仏殿春日大社前」下車、徒歩約5分
境内には大師堂があり、毎年4月21日には空海の御影供が行われる
徒歩約15分
2
空海寺 くうかいじ
正倉院から100mほど北にある。東大寺の末寺
唐から帰朝した空海が草庵を建て、「阿那地蔵尊」を石に刻んで石窟に安置したのが始まりと伝わります。本尊は「穴地蔵」と呼ばれ、一般には公開されていない秘仏。左右に聖徳太子、不動明王を配し、石の厨子である「石龕(せきがん)」に安置されています。また境内には、元は矢田寺の矢田地蔵と呼ばれる室生時代後期の地蔵十王石仏があります。
DATA
- 奈良市雑司町167
- 0742-22-2096
- 9:00〜16:00
- 拝観無料
- JR・近鉄奈良駅から青山住宅・州見台八丁目行きバス
約5~10分、「手貝町」下車、徒歩約5分
正倉院から100mほど北にある。東大寺の末寺
徒歩約20分
3
興福寺 こうふくじ
現在の南円堂は寛政元年(1789)頃に再建されたもの
弘仁4年(813)、藤原冬嗣が父内麻呂の冥福を祈って、南円堂の建立を発願。その手助けをしたのが空海と伝わります。空海は工事が無事に終わるように天河大辨財天社に参籠し、そのときに感得した宇賀弁財天を、窪弁財天として勧請したと伝えられています。また南円堂の設計を助言。空海が手がけた初めての密教思想を具象化したお堂といわれています。
詳細はこちらDATA
- 奈良市登大路町48
- 0742-22-7755
- 9:00~17:00(入堂・入館は16:45まで)
- 年中無休
現在、興福寺では明治時代以来となる五重塔保存修理工事が実施されています。
今後の素屋根工事着工に伴い境内各所のご拝観について、下記の通り変更となります。
■東金堂は2023年6月11日(日)までご拝観出来ます。
それ以降はご拝観出来ません(再開時期未定)。
なお、東金堂券売受付にて販売しております御守類などは、東金堂の向かいにある勧進所内売店(アーパナ)にて販売されます。
また、東金堂の御朱印・御詠歌は勧進所にて授与されます。
■中金堂のご拝観が2023年6月17日(土)より再開されます。
拝観時間:9時~17時(16時45分受付終了)
拝観料:大人・大学生500円、高校生・中学生300円、小学生100円
国宝館との共通券はございません。
中金堂の御朱印は勧進所にて授与されます。
■五重塔ライトアップは2023年8月20日(日)22時までとなります。
■国宝館ご拝観ならびに駐車場などは今まで通りご利用いただけます。
■準備が整い次第、境内の一部が通行止めとなります。
今後の状況次第で内容が変更となる場合がございます。最新情報は興福寺ホームページや公式Twitterをご確認ください。 - ●東金堂
東金堂 単独券
大人・大学生…300円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
東金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…250円
高校生・中学生…150円
小学生…90円
●国宝館
国宝館 単独券
大人・大学生…700円
高校生・中学生…600円
小学生…300円
国宝館 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…600円
高校生・中学生…500円
小学生…200円
●国宝館・東金堂共通券
大人・大学生…900円
高校生・中学生…700円
小学生…350円
●中金堂
中金堂 単独券
大人・大学生…500円
中高生…300円
小学生…100円
中金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
中高生…200円
小学生…90円
※中金堂の共通券の販売はありません。
※障害者手帳持参の方は半額
※2025年4月1日(火)から拝観料等が改定されます※
●中金堂
中金堂 単独券
大人・大学生…500円
中高生…300円
小学生…200円
中金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
中高生…200円
小学生…100円
●東金堂
東金堂 単独券
大人・大学生…500円
高校生・中学生…300円
小学生…200円
東金堂 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…400円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
●国宝館
国宝館 単独券
大人・大学生…900円
高校生・中学生…800円
小学生…500円
国宝館 単独券:団体割引(30名以上)
大人・大学生…800円
高校生・中学生…700円
小学生…400円
●国宝館・東金堂・中金堂共通券
大人・大学生…1,600円
高校生・中学生…1,100円
小学生…600円
※障害者手帳持参の方は半額 - 有り(普通車46台、バス16台)
普通車1,000円
バス3,000円(3時間)延長1時間毎1,000円
マイクロバス3,000円(3時間) 延長1時間毎1,000円
タクシー500円
回送(乗降のみ)1,000円
※2025年4月1日(火)から拝観料等が改定されます※
普通車2,000円
バス3,000円(2時間)延長1時間毎1,000円
マイクロバス3,000円(2時間) 延長1時間毎1,000円
タクシー1,000円
回送(乗降のみ)1,000円
最寄り駅からの交通
JR 奈良駅 市内循環バス「県庁前」下車すぐ
近鉄 奈良駅 徒歩5分
【バリアフリー情報】
スロープ:国宝館 有
多目的トイレ:南大門付近、国宝館内
車椅子の貸出:1台有(貸出場所:国宝館※使用も国宝館のみ)
障害者用駐車場が国宝館スロープ付近に有
現在の南円堂は寛政元年(1789)頃に再建されたもの
おすすめのイベント・体験
【うまし奈良めぐり】興福寺 息をのむ国宝の数々 国宝館早朝特別拝観
2025年1月26日(日) 2月23日(日) 2月24日(月・祝) 3月23日(日)
詳しくは
こちら
行事
除夜の鐘
12月31日
詳しくは
こちら
徒歩約10分
4
元興寺 がんごうじ
大師信仰が盛んだったとされる
延歴23年(804)、空海は元興寺の僧、泰信律師によって東大寺戒壇院で、具足戒を授戒しました。国宝の禅室は、空海が得度するために学修した官大寺僧坊の遺構です。弘法大師坐像(重文)は、鎌倉期の450年遠忌を記念して造られたとみられ、奈良県の中で一番古い尊像。早い段階から弘法大師信仰があったことをうかがわせる重要な尊像です。
詳細はこちらDATA
- 奈良市中院町11
- 0742-23-1377
- 09:00~17:00 (入館締切16:30)
※8月23日・24日の地蔵会の日は9:00~21:00
- ●拝観料
大人・大学生…500円
高校生・中学生…300円
小学生…100円
団体割引(20名以上)
大人・大学生…400円
●秋季特別展期間は大人・大学生の拝観料が変更になります。
大人・大学生…600円
団体割引(20名以上)
大人・大学生…540円
※身障者はそれぞれ半額になります - 乗用車10台(拝観時間内 無料)
大型バス2台(予約必要)
8月22日~25日午前中、2月2日〜3日はご利用いただけません。 - 最寄り駅からの交通
JR 奈良駅 徒歩約20分
近鉄 奈良駅 徒歩約15分
歴史の豆知識
元興寺の僧・中璟(ちゅうけい)が戒を破った際、空海は中璟の許しを乞う文書を朝廷に上奏したという逸話が残る。空海と中璟、そして元興寺との緊密な関係性が伺える。
徒歩約5分
5
十輪院 じゅうりんいん
国宝の本堂
元正天皇の勅願寺で、奈良時代の右大臣吉備真備(きびのまきび)の長男、朝野宿禰魚養(あさのすくねなかい)の開基。朝野宿禰魚養は能書(書道の名人)とされ、空海の書の師と伝わります。本尊の石仏龕(せきぶつがん)(重文)は、平安時代初期に空海によって造られたと言われ、中央に本尊地蔵菩薩、左右には釈迦如来、弥勒菩薩を浮き彫りで表しています。
詳細はこちらDATA
- 奈良市十輪院町27
- 0742-26-6635
- 10:00~16:30
※朝勤行(8:30~9:20)へのご参拝は無料 - 月曜(祝日の場合は火曜日)
12月28日~1月5日、1月27日~1月28日、8月16日~8月31日 - 大人(高校生以上)…500円
中学生…300円
小学生…200円
団体割引 50名以上の場合 1割引
※10名以上のグループ、団体の拝観は事前にご連絡をお願いします。
- 普通車10台(無料)
- 最寄り駅からの交通
JR・近鉄 奈良駅
天理駅・桜井駅行バス8分「福智院町」下車 徒歩3分
◎「住職と語ろう会」は当面の間、中止します。
◎「みんなのお寺」(東京)は当面の間、休館します。
◎「朝カレーをいただく会」は当面の間、中止します。
国宝の本堂
歴史の豆知識
嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)とともに三筆の一人に数えられる空海。書の名人にあっても間違えることがあるという意味の「弘法にも筆の誤り」や、道を極めた者なら道具の善し悪しは関係ないという意味の「弘法筆を選ばず」など、能書家・空海にちなんだことわざも。
徒歩約28分
6
大安寺 だいあんじ
がん封じの祈祷が日々行われている
空海が仏門に入るきっかけとなった「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」を授けたのが大安寺の僧、勤操(ごんぞう)と伝えられます。勤操は和泉の槇尾山で空海を剃髪。また空海が唐への留学僧として抜擢されたのも、勤操の力によるところが大きいといわれています。唐から帰朝した空海は天長6年(829)、大安寺別当に任命されました。
詳細はこちらDATA
- 奈良市大安寺2-18-1
- 0742-61-6312
- 09:00~17:00(受付は16:00まで)
- 年中無休 ※但し12月31日は迎春準備のため休み
- ●通常拝観(本堂・収蔵庫)
大人・大学生…600円
高校生以下…300円
※3月・10月・11月の特別拝観時は200円増
※30名以上で1割引
※団体様(人数不問)には寺僧より法話、ご案内いたします。(三が日等時期によっては致しかねる場合がございます、必ず事前にご予約下さい+200円で笹酒付き)
- 無料
- 最寄り駅からの交通
JR・近鉄 奈良駅より
大安寺行き・シャープ前行き・白土町行きバス「大安寺」下車 徒歩約8分
【バリアフリー情報】
スロープ:門に有り
多目的トイレ:無
車椅子の貸出:無
立ち寄りスポット
宝山寺 ほうざんじ
655年、役行者が生駒山に梵文般若心経を納めたと伝わる「般若屈」を拠点に始まった修験道場。若き日の空海も修行し、本堂には宝山寺ができる前に空海が書いた「寳山寺」の額が残ります。奥の院には弘法大師を祀る大師堂もあります。
詳細はこちら- 生駒市門前町1-1
- 0743-73-2006
- 無料
- 2ヵ所有り(無料)
50台、250台 - 最寄り駅からの交通
近鉄 生駒駅
ケーブル宝山寺駅下車 徒歩10分
【バリアフリー情報】
スロープ:無
多目的トイレ:第1駐車場に有
車椅子の貸出:無
海龍王寺 かいりゅうおうじ
遣唐使の航海安全を祈願した古刹。空海も唐へ渡る前、航海の無事を祈願して千日間、参籠をして般若心経千巻を写経し、納経しています。寺には、空海筆の隅寺心経や、毘沙門天画像が残されています。
詳細はこちら- 奈良市法華寺北町897
- 0742-33-5765
- 09:00~16:30
特別公開時は09:00~17:00 - 8月12日~18日、12月24日~31日はお寺の行事のため閉門いたしております。
悪天候時は、拝観をお休みさせていただくことがございます。 - ●通常拝観
個人
大人…500円
高校生・中学生…200円
小学生…100円
団体割引(30名以上)
大人…450円
高校生・中学生…180円
小学生…90円
●特別公開時
個人
大人…600円
高校生・中学生…300円
小学生…100円
団体割引
大人…550円
高校生・中学生…250円
小学生…90円
※障害のある方は障害者手帳の提示で無料
※奈良市の老春手帳持参者は、提示で半額 - 無料(バス2台、普通車12台)
大型バスは事前連絡要す - 最寄り駅からの交通
JR・近鉄奈良駅
奈良交通、西大寺・航空自衛隊前行きバス「法華寺前」下車すぐ
近鉄 大和西大寺駅
JR奈良駅・白土町行バス10分「法華寺」下車すぐ
近鉄 新大宮駅 徒歩 約15分
弘仁寺 こうにんじ
創建について二説伝わり、その一つに大同2年(807)、空海が高野に向かう途中、虚空蔵山(こくぞうさん)に流星が落ちるのを見て霊山として開基したとあります。奥の院の閼伽井戸は、空海が三鈷杵で掘られたと伝わっています。
詳細はこちら- 奈良市虚空蔵町46
- 0742-62-9303
- 09:00~17:00
- 無し
- 入山料…200円
本堂拝観料…400円 - 普通車30台程度
参道入り口から、本堂までは徒歩で5分程度です。 - 最寄り駅からの交通
JR・近鉄奈良駅から
バス「下山町」下車乗り換え、
コミュニティバス「高樋町」下車 徒歩約5分
地図内の情報や、マーカー表示場所については正しく表示されない場合がありますのでご注意ください。
また、それらによって生じた損害について一般財団法人 奈良県ビジターズビューローは、一切の責任を負いかねます。
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