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川原寺現地講座 ‐発掘が明らかにしたその歴史‐ (川原寺跡 弘福寺) かわはらでらげんちこうざ ‐はっくつがあきらかにしたそのれきし‐

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令和の新年の講座は、現地視察を兼ねた野外講座です。
今回訪れる川原寺は飛鳥時代の天武天皇期には飛鳥寺、大官大寺とともに飛鳥三大寺として、朝廷に重用されてきた大寺です。
しかし残念ながら、「日本書紀」にその創建目的や発願者等について、川原寺に限っては一切その記載がありません。
川原寺の創建目的や発願者は誰であるのかなど、「日本書紀」「続日本紀」等の川原寺で行われた諸行事記録やされた伽藍遺構、出土瓦などの遺物などから、現在は斉明天皇の冥福を祈る為に、天智天皇が発願し斉明天皇の宮であった「川原宮」の故地に建立されたのではないかと言われています。
明日香村では、牽牛子塚古墳周辺の整備も進む中、今回は「斉明天皇」「川原宮」「川原寺」を学びます。

●講師:木下 正史(きのした まさし)
東京学芸大学名誉教授、奈良文化財研究所名誉研究員、明日香村文化財顧問
世界遺産「飛鳥藤原の宮都と関連資産群」登録推進専門委員会委員長など
【専門】日本考古学・東アジア考古学・比較考古学
1970年から90年まで20年間、奈良国立文化財研究所の研究員として、飛鳥・藤原地域の発掘調査研究に携わり、発掘による飛鳥の本格的な解明の基礎を開いた。
水落・石神遺跡、山田寺、大官大寺などの大発見は忘れがたいものであった。
発掘現場まわりに使っていたバイクのメーターは地球を二周したほどを指していた。

開催情報

開催名 川原寺現地講座 ‐発掘が明らかにしたその歴史‐
https://kawaharadera.com/1189/
開催期間 2020年1月12日(日)
14:00~16:00

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開催場所 川原寺(奈良県高市郡明日香村川原1109)
お問合わせ先 0744-54-2043 (川原寺(弘福寺))
料金 会費 1,000円
申込みについて 犬養万葉記念館 【WEB】http://inukai.nara.jp 【電話】0744-54-9300

 

アクセス 近鉄「飛鳥駅」または「橿原神宮前駅」より明日香周遊バス(赤かめバス)に乗車し、「川原」下車徒歩2分

見どころ


  • 川原寺は日本で初めて写経が行われた場所といわれています。
    明日香の風を感じながら野外講座をお楽しみください。